【④松本市ー地方含めた自治体との連携について】

いつもサービスをご利用頂き、ありがとうございます。

弊社では、色々な地方自治体の役所や社会福祉協議会を訪問させて頂き、介護や医療関係の現状についてヒアリングを行い、介護や医療現場での「人手不足」という社会課題の解決に寄与・高齢化社会という避けられない問題の軽減に寄与できる形を模索しております。

今年1月に、新宿から特急で1本2時間の松本市の職員の方と意見交換を行いました。色々な自治体さんの現状をお聞きしていますが、「人手不足」という全国共通の社会課題に加えて、地域によって様々な事情・特性があります。

弊社は、ソーシャルビジネスを行う企業として、弊社サービスの地方での重要性を常日頃から感じており、サービス提供の道の模索・準備を進めております。

長野県で2番目に大きい市・重要な市ですが、どのような問題を抱えているのでしょうか。

松本市では、若い方の流出が激しい一方、介護事業所の数は多く、人が取り合いになっている現状があるようです。新しく施設ができると、逆に古い事業所は潰れる現状が起きています。ただ、介護空白地はなく、事業所が散らばっているので、全体的に網羅はできているという点は他の市町村よりも大きな特徴です。しかし、全体的に人手不足であることに変わりはありません。しかし、松本市では社会福祉協議会が機能しており、介護などのサービス提供が困難な地域は、社協が網羅して対応を行なっています。ただ、ここの人手不足も年々進んでおり、課題があります。

医療に関しては、市内に大病院があるおかげで、網羅できている現象があるようです。やはり2番目に大きい市だからこそのハンデがあるのも現状であり、かつ現実です。

そんな中、現在は県外からの事業参入が多いようです。土地代が安く、市からの補助金が無くても運営しやすいのが理由でしょうか。なぜ県外からの事業所が増えているかわからない一方、ここにも課題はあります。

介護系などの事業者は増えていますが、移動販売車は1個・1企業しかないという問題があります。社共が遠隔のところをカバーしている現状ですが、買い物難民が増えている課題があります。また、介護の施設は整っているものの、健康づくり予防事業など介護予防は足りないのが現状です。

弊社は、これら2つの問題・課題解決に寄与するべく、現在検討と準備を進めております。買い物代行や移動などのお手伝い・入退院などのサポートは、弊社サービス「マッチ」がご利用頂けます。

今後、更にご活用頂けるよう更なるサービス拡大・地方企業様との事業提携を進めております。

その他地方などで弊社サービスが必要だと感じる地域様がおりましたら、お気軽にご連絡下さい。

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